2018年5月29日。神奈川・茅ケ崎市で、男女4人が車にはねられ女性1人が死亡した事件で、車を運転していた90歳の女が逮捕されました。
犯人は無職の斉藤 久美子容疑者(90)。
5月28日午前、茅ケ崎市元町で車を運転中に、横断歩道を渡っていた4人をはねて、松浦久恵さん(57)を死亡させ、男女3人に軽傷を負わせた疑いが持たれている。
事故を目撃した人は、「“ドン”という音とか、自転車とかの“ガシャン”みたいな音」と話しているそうです。
斉藤容疑者は容疑を認めていて、、、
逮捕前の取り調べには、「赤信号とわかっていたが、歩行者が渡り始めていないので行けると思った」などと話しているようです。
また、被害者らに対して、「ごめんなさい、ごめんなさい」と、謝罪の言葉を繰り返しているそうです。
『90歳で車の運転!?』
って僕はビックリしましたよ。
・反射神経の低下
・認知症の恐れ
・判断力の低下
様々な問題が高齢とともに表れてきます。
斉藤容疑者は2018年3月、ゴールド免許に更新しているそうです。
そして、2017年12月に免許更新のための検査で、「認知機能低下のおそれなし」と判定されていたようです。
でも、斉藤久美子容疑者は取り調べで
「赤信号とわかっていたが、歩行者が渡り始めていないので行けると思った」
って言っているそうです。
これはダメでしょ。
認知機能低下とは違うかもしれないけれど
思考が鈍っているとしか言わざるを得ない。
免許の返却をするべきでした。
家族は免許の返納を考えていたそうですが
行動には移していなかった。
斉藤久美子容疑者の長男は、
「免許取って、もう50年くらいですね。そろそろ(運転を)やめると本人も言っていたが、ズルズル来ちゃった感じですよね」
「返納は、免許更新の時ですよね。今回は見逃したか」
などと話しているそうです。
被害者が不憫でならない。
うちの父親は65歳で免許を返納しました。
やはり、運動神経の低下と判断力が低下していると自分で判断していました。
おかげで僕が足代わりにですけど、もしものコトを考えると、、、返納してくれて感謝です。
高齢者の交通事故の割合は年々増えています。
去年の事故全体に占める高齢運転者の事故割合は17.9%(65歳以上)
過去最高だそうです。
発生状況としては「発生の遅れ」が80%以上を占めています。
これは判断力の低下、運動神経の低下が原因です。
高齢になると判断力、運動神経などの能力低下は仕方ありません。
でも、交通事故など他人に迷惑をかけていいわけではありません。
何かあってからでは遅いです。
自主的に免許の返納をお願いしたいものです。
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